新人看護師が職場に適応し成長していくためには学校で学んだ知識と臨床で実践される看護の乖離を少なくすることが大切です。
リアリティショックを予防し職場に慣れ知識・技術が習得できるように6ヶ月間の臨床研修の標準プログラムを作成しました。指導は職場全体で行います。
何でも相談できるプリセプター制度も導入しています。
■臨床研修標準プログラム
研修期間 | 形態 | 目標 |
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オリエンテーション研修 (約10日間) |
Off-JT | 基礎看護技術を繰り返し体験できる(シミュレーターも活用) |
臨床研修 I(約20日間) | OJT | 配置部署での ①基礎看護技術を繰り返し体験できる(シミュレーターも活用) ②体験した技術を評価し、自己課題が抽出できる |
臨床研修 II(約1ヶ月間) | OJT | 受け持ち患者数を徐々に増やしつつ、指導者とWで受け持ちながら看護実践を行う ①病棟業務を知る ②受け持ち患者に看護展開できる ③基礎看護技術の体験項目が増える ④相談・報告ができる |
臨床研修 III(約2ヶ月間) | OJT | 受け持ち患者数を徐々に増やしつつ、指導を受けながら看護実践を行う ①病棟業務スケジュールに沿って実践できる ②ポイントを押さえた相談・報告ができる ③終了時にメンバー1名分の患者数を受け持てる ④基礎看護技術の体験項目が増える |
臨床研修 IV(約2ヶ月間) | OJT | 夜勤導入に当たって必要な看護実践を、指導の下に体験する ①休日体制の日勤業務ができる ②指導者と共に夜勤業務ができる ③ポイントを押さえた相談・報告ができる ④優先度に応じた業務の組み立てを考えることができる |